体外受精の流れ・スケジュール
体外受精のスケジュールは、以下のように進行します。詳しくはこちらもご参照ください。
月経1‐3日目診察・検査(超音波・採血)
月経が始まってから3日以内に来院いただき、排卵誘発の方法を決めるための検査を行います。月経3日目から、内服薬や注射による卵巣刺激を開始します。
月経8‐12日目診察・検査(超音波・採血)
超音波検査と採血によって卵胞の状態を確認し、排卵日を予測します。卵胞の発育が不十分な場合は、1-2回追加で通院していただく場合もあります。
月経14‐16日目採卵術
採卵予定時刻の約36時間前に、排卵を促す薬剤を投与して採卵準備を行います。採卵当日は、パートナーの精子もご持参いただき、体外授精または顕微受精を実施します。
胚移植(採卵の3-5日後、または次回以降の周期)
新鮮胚移植の場合は採卵から3-5日後に胚移植を行います。凍結胚移植の場合は次回以降の周期で胚移植を行います。詳しくはこちらもご覧ください。
体外受精のプロセスにおけるQ&A
体外受精における通院回数は何回ですか?
体外受精による胚移植を行うにあたり、月経開始から採卵術を行う14-16日目までの間に最低でも3回、新鮮胚移植の場合は移植日に1回通院していただきます。月経8-9日から採卵当日までの間は、卵胞の発育度合いによって通院数が変わるため、事前に予測することができません。
体外受精の最短スケジュールは?
月経周期が28日の場合、月経開始から最短36日で胚移植を行うことができます。
体外受精と仕事を両立させるためのスケジュールの工夫はありますか?
当院は恵比寿駅より徒歩1分に位置しており、土日祝 (9:00〜17:00)・平日夜間(月・水・金は18:00まで、火・木は20:00まで)の開院によって、仕事との両立をサポートしています。また、企業によっては不妊治療休暇制度を設けている場合があり、活用することができます。
体外受精のスケジュールで出産予定日はどのように計算するのでしょうか?
妊娠週数は本来、妊娠前最後の月経開始日を0週0日として数えます。
新鮮胚移植の場合は採卵日を妊娠2週0日として妊娠週数を計算します。
凍結胚移植の場合は排卵日を医学的に決定して、その日を妊娠2週0日と計算します。くわしくはこちらをご覧ください。
体外受精では生理から何日目で採卵しますか?
体外受精を行う際は、卵胞の発育度合によって採卵する日程が代わるため事前に予測することは困難ですが、多くは生理から14-16日目に採卵を行います。
体外受精のスケジュールでは凍結胚移植はいつしますか?
月経周期が規則的な方では、排卵後3-5日目に凍結融解胚の移植を行います。胚移植日を調整したい方や月経周期が不規則な方の場合は、ホルモン剤を用いて移植日を決定します。詳しくはこちらもご覧ください。
体外受精で男性の採精はいつ頃行けばいいですか?
凍結精子を用いる場合は、採卵前にあらかじめ採精を済ませておきます。凍結精子を使わない場合は、採卵当日の朝にマスターベーションで精液を採取していただき、病院へと持参していただきます。
おわりに
トーチクリニックでは、医師による診断や治療のカウンセリングに加えて、心理カウンセラーが心理的な負担や人に話しにくい悩みなど、医療での解決が難しい「お困りごと」について一緒に考える機会も提供しています。
恵比寿駅から徒歩1分の便利な場所に位置し、週7日(平日・土日祝)開院しており、働きながらでも通いやすい環境を提供しています。
不妊治療にご関心のある方は、お気軽にご相談ください。ご予約はウェブからも受け付けております。
また、すでに不妊治療を受けている方々のお悩みやセカンドオピニオンにも対応しております。セカンドオピニオンを含めたクリニックへのよくあるご質問はこちらをご参考ください。