当院の医療機器

orch clinicでは、患者様に最適な医療を提供するために最新の医療機器を準備しています。

超音波検査

当院では、最新の超音波機器である「FUTUS LE」(フュータス エルイー)を採用しています。高画質を実現する3D/4D経腟プローブを用いて精細な画像診断が可能です。また経腟プローブ(棒状の超音波装置)も限りなく小さなものになっており、挿入時の患者様のご負担が減るような形状になっています。どうぞ安心して検査をお受けいただいければと思います。

超音波検査機器

血液検体検査装置

免疫発光測定装置:cobas e 411

当院では患者様の滞在時間短縮を目的とし、ホルモン値や甲状腺疾患を迅速に観察可能な機器を採用しております。採血の検査結果が出るまでのお時間は20〜30分程度です。検査当日に結果を知ることができるので、今後のスケジュールをその場で相談可能です。

この機器は大学病院や甲状腺専門病院等で採用されている装置と同じく高精度の分析装置で、迅速にかつ正確に検査結果を知ることができます。費用は保険適用と自費で異なります。お気軽にお尋ね下さい。

当院で迅速測定できる項目は、E2:卵胞ホルモン、FSH:卵胞刺激ホルモン、LH:黄体形成ホルモン、P4:黄体ホルモン、HCG:ヒト絨毛性ゴナドトロピン、AMH:抗ミューラー管ホルモン、TSH:甲状腺刺激ホルモン、fT4:甲状腺ホルモン、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体です。

免疫発光測定装置

自動血球測定装置 LC-710、CRP測定装置 LT-130

赤血球数、白血球数、血色素量(Hb)、血小板(Plt)、ヘマトクリット(Ht)、炎症反応(CRP)などが院内検査で速やかに行えます。項目により60秒から約5分で全ての検査結果が出ます。

X線検査装置

当院では、院内でレントゲン撮影が可能な設備を整えております。子宮卵管造影検査は女性不妊症の診断において自然妊娠をのぞめるかを確認する上で必須の検査です。造影剤を用いることで、子宮の形態、卵管の通過性を正確に診断することができます。造影剤はX線をあてると白く光るため、卵管の閉塞や狭窄、子宮の中に癒着や形の異常などがないか、はっきりと分かります。

卵管通過性の診断に通水検査という、生理食塩水を子宮内に注入し超音波検査で確認する方法があります。卵管は非常に細く超音波ではほとんど確認できないこと、医師の主観が入る検査であることから、当院では診断の正確性と得られる情報が多いX線システムを導入し、患者様に正確な情報を提供できるようにしております。

X線検査装置