各治療内容の概算費用Estimated Costs by Treatment Type
当院で受けられる診療
- 保険診療
- 自由診療
当院では、保険診療と自由診療(自費診療)の両方に対応しています。
患者様の経済的な負担と個々の症状・適応を考慮し、最適な診療方針をご提案いたします。
保険診療:国が定めた基準や条件のもとで、保険が適用される治療です。
自由診療:保険が適用されない検査・治療・薬剤などを、自己負担で受けていただくものです。
※保険診療と自由診療を同時に行う「混合診療」は、原則として認められていませんが、「先進医療」については、保険診療と併用することが可能です
※保険診療には、年齢や回数などの制限があります、詳しくはスタッフまでお尋ねください
治療にかかる費用
費用は行う治療内容により大きく異なります。
それぞれの治療方法で、標準的な治療を行った場合のモデル料金(1周期あたり)をご紹介します。実際の請求金額とは異なりますので、ご了承ください。
※保険診療は患者負担額3割で記載しています
※自由診療は税込みで記載しています
タイミング療法は排卵日を正確に特定し、その日に性交渉を持つよう指導する方法です。セルフで妊活をしてもなかなか妊娠に至らない方、月経不順や排卵障害がある方に適しています。不妊治療の第一歩として一般的に行われ、妊娠率は1周期あたり約5%と高くはありませんが、最も自然妊娠に近い方法です。
採卵日までにかかる費用(例)
※保険が適用された後の自己負担額(3割)の金額です
人工授精(AIH)は排卵日に合わせて、持参いただいた精液を処理し子宮内に注入する方法です。精子所見がやや不良な方、また性交渉の日付を指定することが難しい方に適しています。性生活を妊活から切り離し、ふだんのコミュニケーションとして戻せる点も利点の一つです。妊娠率は1周期あたり約10%とされています。
採卵日までにかかる費用(例)
※保険が適用された後の自己負担額(3割)の金額です
体外受精(採卵+新鮮胚移植)は採卵で得られた卵子と精子を体外で受精させ、培養した胚を凍結せずに新鮮胚のまま移植する方法です。一般的に採卵後3-5日目に胚移植を実施しますので、早期の胚移植を希望される方や、薬剤の量や注射の回数を減らしたい方に適しています。内服薬を中心とした低刺激法で少数の卵子採取を想定するケースに選ばれることが多い治療です。
低刺激で排卵誘発し、新鮮胚移植を行なった場合
(採卵3個・受精方法は体外受精のみ・得られた胚盤胞を1個とした場合)
採卵日までにかかる費用(例)
※保険が適用された後の自己負担額(3割)の金額です
採卵〜新鮮胚移植にかかる費用(例)
※保険が適用された後の自己負担額(3割)の金額です
採卵日までにかかる費用(例)
採卵〜新鮮胚移植にかかる費用(例)
体外受精(採卵+凍結融解胚移植)は得られた胚を凍結保存して、翌周期以降に移植する方法です。薬剤を多く使用し卵巣刺激を行い、複数の胚の獲得を目指すケースに推奨されることが多いです。特に卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクがある方や、多くの胚を確保して計画的に移植を進めたい方に適しています。余った胚は将来の妊娠に備えて保存できる点も大きな特徴です。
高刺激で排卵誘発を行い、採卵〜胚凍結を行なった場合
高刺激で排卵誘発を行い、採卵〜胚凍結を行なった場合(採卵15個・受精方法は体外受精および顕微授精・得られた胚盤胞を4個とした場合)※新鮮胚移植は行わず、移植は凍結融解胚移植を行います。
ホルモン補充周期での凍結融解胚移植を行った場合
(採卵3個・受精方法は体外受精のみ・得られた胚盤胞を1個とした場合)
採卵日までにかかる費用(例)
※保険が適用された後の自己負担額(3割)の金額です
採卵〜胚凍結までにかかる費用(例)
※保険が適用された後の自己負担額(3割)の金額です
移植決定までにかかる薬剤費(例)
※保険が適用された後の自己負担額(3割)の金額です
移植周期開始〜妊娠判定日までにかかる検査・診察費用(例)
※保険が適用された後の自己負担額(3割)の金額です
移植実施にかかる費用(例)
※保険が適用された後の自己負担額(3割)の金額です
